2022年度社内研修
2022年11月17日初めまして、入社1年目の中里と申します。今回は前回の社外研修コラムに続いて、私たち2022年度新入社員が行った社内研修の感想を書かせていただきます。
社内研修開始!
社外研修の集大成、チーム開発演習の発表を無事に終え安堵したのも束の間。次は社内での研修が始まりました。
社内研修では実際に社内で使われている環境をもとに、webアプリケーションを作るうえで必要な要素
- データベースの制御
- フロントエンド
- バックエンド
以上について学習をしました。
より実践的な内容
社内研修では、社外研修で学んだwebアプリケーション制作の基礎をもとに、より実践的な内容を学習しました。
社外研修と大きく違うと感じた点は技術的な部分でなく「コーディング規約に則ったコードを書く」という部分です。 Webアプリケーション開発の基礎を学ぶことに重きを置いていた社外研修では、基本的なコードの整理ができていればコーディング規約の順守は厳密に注意されませんでした。 なぜなら、会社やプロジェクトによってコーディング規約は異なるため、基礎段階で特定の規約に慣れ過ぎてしまうことは好ましくなかったからです。
社内研修では、実際に社内で使われている環境をもとに研修を行ったため明確なコーディング規約が存在し、それに則ったコーディングを行いました。 研修が終わり実際の業務になれば、自身の作ったコードは個人で完結せずチームと共有しなければなりません。つまり誰でも見やすいコードが重要になります。 実際、変数やクラスに明確で分かりやすい名称を付けることが難しく、序盤はかなり時間がかかりました。 しかし、研修の過程でコーディングのコツや間違いなどを先輩方に丁寧に指摘していただいたおかげで、誰でも見やすいことを意識したコーディングが徐々にできるようになってきました。(まだ苦戦はしていますが...) 他にもより効率の良い方法や、調べても出てこない知識などの話を聞くこともでき、とても興味深かったです。
コミュニケーションの重要性
社会人に求められる重要な要素として「コミュニケーション能力」はよく見かけますが、今回の研修を通してその大切さを改めて痛感しました...
私は同期の中では最もプログラミング経験が乏しく、当然研修中は分からないことが山のようにありました。その中でとても助けになったのが、新入社員同士での話し合いと先輩方への質問です。 研修では、新入社員同士分からない点について活発に話し合うことができました。テレワークの時もチャットなどを用いて行き詰まった部分は早めに解消することができました。 おそらく一人で黙々と行う課題だったら追加課題等を行う余裕はなかったと思います。
そして、新入社員内で話し合ってもわからなかった場合でも、先輩方が積極的に質問を受け付けてくれました。 自分は遠慮しがちな部分があったため、あらかじめ先輩方から質問の受け入れ態勢を明言していただいたのはとてもありがたかったです。 それでも序盤は質問の文章を考えるのが難しかった等のこともあり疎遠しがちではありました。 しかし、自身が抱えている問題を早期に相談・解決することは、チームの作業を潤滑に進めるために必要なスキルと教えていただきました。 今後もお互いが頼りあえるような環境作りのために、コミュニケーションを大切にしたいです。
最後に
少々長くなりましたが、以上のような研修を経て現在はサイト作成のプロジェクトに配属されています。 まだまだ未熟な部分が多く作業をやり直すことも度々ありますが、それでも一歩一歩成長している実感はあります。 ここからは研修のように教わるのではなく、様々な技術や知識を自分でつかみ取りに行くことが必要です。 研修で教えていただいたことを足掛かりにし、システムエンジニアとしてプロジェクトに役立てるように積極的かつ貪欲に学んでいきたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。